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  • terryshiraishi

リガール 最新の有用貴金属回収装置を市場展開

更新日:1月28日

難燃剤を含有した廃基板を加熱して燃やした場合(一次燃焼)、臭素 系難燃剤は廃基板に含まれる量の30%~99.99%が分解しました(図)。一方 で、難燃剤以外の臭素化合物、例えば臭素化フェノールや臭素化ベン ゼン、臭素化ダイオキシン類が生成しました。また、塩素化ダイオキ シン類や臭素化塩素化ダイオキシン類も生成がみられました(図)。 燃焼で発生したガスは、高温(900°C)で再度燃やした(二次燃焼)後、 150°Cまで急冷し、バグフィルタによる飛灰の除去、活性炭吸着処理 を行いました。この結果、廃基板の燃焼で発生したガスに含まれる臭 素系難燃剤やダイオキシン類は、大部分が分解・除去され、最終的に 環境に出る排ガス中の化学物質量は、廃基板中に含まれている量より 数桁低くなっていました(図)。このことは、適切な燃焼や排ガス処理 をすることで廃基板に含有する、或いは副生する臭素系化合物の環境 放出を抑制できる。 GGHの有用貴金属回収装置は、①基板を完全に分解する技術 ②溶解ではなく貴金属は一切溶かさない 技術 ③不要なものだけを剥離するために炭化する技術 ④600°Cの低温で基板を自燃させる技術 ⑤24時間連続稼働可能 ⑥1日当たり基板処理量3トン を処理 ⑦SDGsに対応した処理 を実現しました。

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